人物:角弥太郎

 角弥太郎 (1869〜1965)

広島県生まれ、小坂鉱山を経て日立鉱山入社。自分の使命は煙害という難問題の解決にあるとして初代庶務課長に着任。道義をもつて事を貫くその信念を反映した「予想される煙害の補償契約」「精神的被害への補償」「1000万本の植林による自然回復」など、今日でも驚くばかりの施策により解決に導き地元の厚い信頼を得た。諏訪台の桜塚にその名が刻まれている。