本山の桜

本山の桜

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【最新情報】

 

【解説】(花樹の会 山川敏夫資料より)

 大煙突が完成した後大正4年(1915)春から昭和7年までの18年間、日立鉱山は自然環境を回復させるため植林を行った。植林面積は1,200haに達し、大島桜や杉、黒松など、このとき植えられた苗木の数は概算で500万本以上であった。今日でも、かみね公園から神峰、高鈴の両山を通るハイキングコースを歩くと、稜線沿いの方々で、この頃植えられて生き残ったと思われる大島桜を観察する事が出来る。

 新日鉱グループ 日鉱記念館 

日鉱記念館 1905(明治38)年12月、久原房之助は赤沢銅山を買収し、日立鉱山として開業しました。工業都市日立の発展の原点であり、また茨城県の近代工業の発祥でもあります。日立鉱山は開業わずか数年後に四大鉱山の一角を占めるにまで急成長し、以来1981(昭和56)年の閉山までの76年間、日本の近代化と経済発展に寄与してきました。そしてその事業は、時代の要請に対応し形を変えながら、現在の新日鉱グループに引き継がれています。
 日鉱記念館は、1985(昭和60)年、創業80周年を記念して日立鉱山跡地に建てられました。約12,000㎡の敷地に展示館である本館、鉱山資料館のほか屋外施設があり、1905(明治30)年に創業以来の企業の歴史紹介、四大鉱山のひとつに数えられ1981(昭和56)年閉山した日立鉱山で使われた各種の鉱山機械、世界の鉱石のコレクション、竪坑櫓、鉱山独特の生活と文化に関する展示などがある。

【さくらの品種】 オオシマザクラ