寒緋桜 2010-3-8 | 寒緋桜 2010-3-8 | 寒緋桜 2010-3-20 |
学校ではどこでも、だいたい桜の木が植えられていて、昔から桜と学校は切り離せないもののようだが、日立市内においては、工場と桜、あるいは社宅や厚生施設などと桜との取り合わせが多いことは特筆される。その背景にはやはり、日立鉱山と桜、日立製作所と桜、というように、会社と地域社会の結びつきに桜が一役買っているという日立独特の歴史が刻まれているといえよう。
さて、ここ会瀬グラウンド忖近にも、数多くの桜が植栽されている。とくに社宅側の15本の桜は著名であるが、反対側の会瀬野球場海側の県道会瀬港線から1段高い場所にも、かなりの大木が20本ほどあり、人目にふれずに立っている。また南側の修井寮跡地(日立総合病院若草寮)の入り口にも8本くらいの桜かあり、東側の道路際にも古木が数本ある。さらに会瀬社宅の中にも、桜が点在していて社宅に彩りを添えている。
花の時期には、春風の渡るグラウンドの周囲が桜色の生け垣のようである。この美しさもまた格別である。
会瀬グラウンド南側にある カンヒザクラ(寒緋桜)