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大学通りの里桜

場所 

【最新情報】

 

【解説】 (花樹の会 山川敏夫資料より)

  昭和14年(1939)に多賀町が成立し、「多賀都市計画」が作られた。「大学通り」は、この中で計画され整備が進められた主要街路の一つである。多賀駅前から諏訪五差路まで都市計画道路多賀停車場兎平線の一部がこの通称で呼ばれている。
 そのうち桜が植えられているのは、多賀駅から常磐線のガードまで約700メートル区間で、その種類は基本的に里桜系の八重桜である。昭和57年ライオンズクラブの寄贈により86本が植樹されたが、店舗の増改築、枯死などにより平成21年度現在で75本と減少している。
 花期はソメイヨシノが散った後の4月中旬から下旬にかけて盛花を迎え、里ザクラの花を目の前にしながらの散策は楽しい。
 品種として現在、カンザン(関山)25本、フゲンゾウ(普賢象)20本、コトヒラ(琴平)7本、ギョイコウ(御衣黄)5本、ヤエムラサキザクラ(八重紫桜)4本、タオヤメ(手弱女)3本、ショウゲツ(松月)3本、ウコン(鬱金)2本、センリコウ(千里香)、コウカ、イモセ(妹背)、ジョウニオイ(上匂)が各1本、計75本。並木のさくらは「大学通り街路樹を守る会」の皆さんにより守られている。多賀駅入口の歩道にはさくらの植栽図があり、各々のさくらには種類とその特徴を記した説明図が付されている。大学通りの“里ザクラ並木”

【さくらの品種】 カンザン フゲンゾウ 等